動物のMHC
動物のMHCについて
動物の進化の過程でMHC遺伝子は脊椎動物から存在することが分かっており、ヒト以外の動物でもMHC遺伝子があることが分かっています。本学会誌の以下の参考文献をご参照ください。
●進化過程におけるMHC遺伝子の変遷
MHC領域の比較ゲノム解析 椎名 隆 日本組織適合性学会誌 2006 年 13 巻 2 号 p. 139-155 https://doi.org/10.12667/mhc.13.139
MHCとゲノムパラロジー 笠原 正典 日本組織適合性学会誌 2006 年 13 巻 1 号 p. 9-17 https://doi.org/10.12667/mhc.13.9
ヒト以外の動物種を対象としたNGSによるMHCタイピング法 谷本 幸介、成瀬 妙子、木村 彰方 日本組織適合性学会誌 2019 年 26 巻 2 号 p. 115-123 https://doi.org/10.12667/mhc.26.115 https://doi.org/10.12667/mhc.26.115
●ウシ
ウシ主要組織適合遺伝子複合体(BoLA)の構造・機能・進化と疾患感受性 竹嶋 伸之輔、間 陽子 日本組織適合性学会誌 2007 年 14 巻 1 号 p. 9-22 https://doi.org/10.12667/mhc.14.9
ウシMHCクラスII DQA1遺伝子の多様性 竹嶋 伸之輔、間 陽子 日本組織適合性学会誌 2014 年 21 巻 2 号 p. 119-129 https://doi.org/10.12667/mhc.21.119https://doi.org/10.12667/mhc.21.119
●ブタ
ブタMHC領域のゲノム解析 - 医学、 畜産学分野におけるゲノム解析研究の応用 – 安藤 麻子 日本組織適合性学会誌 2007 年 14 巻 1 号 p. 23-38 https://doi.org/10.12667/mhc.14.23
●ペンギン
ペンギン類MHC MHC多型解析によるペンギン類6500万年の進化の足跡 津田 とみ、猪子 英俊 日本組織適合性学会誌 2008 年 14 巻 3 号 p. 345-357 https://doi.org/10.12667/mhc.14.345
Genome structure of MHC Class II β gene from Humboldt penguin (Spheniscus humboldti) Eri Kikkawa, Masafumi Tanaka, Tomi T. Tsuda, Koichi Murata, Taeko K. Naruse, Akinori Kimura、日本組織適合性学会誌、2019 年 26 巻 3 号 p. 195-203 https://doi.org/10.12667/mhc.26.195
●アライグマ
アライグマMHCの地理的分布 高田 雄三、的場 洋平、浅川 満彦 日本組織適合性学会誌 2007 年 14 巻 2 号 p. 163-175 https://doi.org/10.12667/mhc.14.163
●ネコ、イヌ
ネコおよびイヌ科の主要組織適合抗原遺伝子座ゲノムショットガンおよびBACシークエンス解析に基づくMHC構造比較 柚木 直也 日本組織適合性学会誌 2006 年 12 巻 3 号 p. 203-214 https://doi.org/10.12667/mhc.12.203
ネコMHC遺伝子の特徴と獣医療への応用 岡野 雅春、森友 忠昭、椎名 隆 日本組織適合性学会誌 2019 年 26 巻 3 号 p. 204-211 https://doi.org/10.12667/mhc.26.204
●魚類
魚類MHCの多様性と機能 乙竹 充 日本組織適合性学会誌 2008 年 14 巻 3 号 p. 331-344 https://doi.org/10.12667/mhc.14.331
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